うつ病からの回復と社会復帰は、焦らず段階を踏むことが大切です。就労移行支援を活用した無理のない復職の進め方を解説します。
うつ病回復後の「焦り」は危険信号
うつ病から回復してくると「早く働かなければ」という焦りが生まれやすくなります。しかし、この焦りこそが再発の引き金になることが多いのです。就労移行支援は、そんな焦りを抑えながら段階的に復職準備を進める絶好の機会です。
STEP 1:通所リズムを作る(1〜2ヶ月)
最初の目標は「週3〜4日、決まった時間に通所できる」こと。仕事をするより前に、「毎日外に出る」「他者と関わる」という基礎的な社会リズムを取り戻します。無理のない時間から始めて、徐々に延ばしていきましょう。
STEP 2:作業に取り組む(2〜4ヶ月)
事業所内でのプログラム(PC訓練・グループワーク・軽作業)に参加します。「集中力が20分しか続かない」「ミスが怖い」という方も、少しずつ慣らしていくことで自信がついてきます。
STEP 3:職場実習を経験する(4〜8ヶ月)
実際の企業で1〜2週間の職場実習(インターン)を行います。本番に近い環境を経験することで、「私でも働けるかもしれない」という実感が生まれます。
STEP 4:就職活動と内定獲得(8〜18ヶ月)
支援員のサポートを受けながら履歴書作成・面接練習・企業開拓を行います。障害者雇用枠・一般雇用枠のどちらが自分に合っているかも、支援員と相談しながら決めましょう。
主治医との連携を忘れずに
各ステップで主治医に報告し、「今の状態で次のステップに進めるか」を確認することが重要です。就労移行支援は医療機関との連携も積極的に行っていますので、安心して相談してください。
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