躁状態と鬱状態を繰り返す双極性障害。仕事を続けるために必要な自己管理の方法と、職場・支援者との上手な付き合い方を解説します。
双極性障害と就労の課題
双極性障害(躁うつ病)のある方が就労を続けるうえで最大の課題は「波」です。躁状態の時は過剰に仕事を抱えてしまい、その後の鬱状態で大きく落ち込む…というサイクルを繰り返す方が多くいます。
躁状態のサインを早めにキャッチする
躁状態では「気分が異常に良い」「睡眠が短くても平気」「アイデアが次々と浮かぶ」「衝動的な行動が増える」などのサインが現れます。このサインに気づいたら、仕事量を増やさない・大きな決断をしないことが鉄則です。
鬱状態への対処:「ゼロにしない」戦略
鬱状態に入ったら、無理に通常通り働こうとするのは逆効果です。「完全に休む」のではなく、「最低限だけこなす」「短時間だけ通所する」という「ゼロにしない戦略」が長期的な安定につながります。
職場への開示と配慮のお願い
双極性障害については職場への開示が非常に有効です。「状態が悪い時は業務量を減らしてほしい」「大きな判断をする際は一度相談する機会をほしい」など、具体的な配慮を事前にお願いしておきましょう。
規則正しい生活が最大の安定剤
双極性障害に対する最も効果的な予防策は「睡眠リズムを乱さないこと」です。休日も平日と同じ時間に起床・就寝する習慣が、波を小さくする鍵となります。
サポートネットワークを作る
主治医・支援員・信頼できる職場の同僚・家族、これらが連携したサポートネットワークが安定就労の土台です。一人で抱え込まず、複数の相談先を持ちましょう。
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